クラシック音楽鑑賞会日誌2


指揮者 小澤征爾

2024.3.6

日本の偉大な指揮者、小澤征爾は2024年2月6日に亡くなりました。生前ボストン交響楽団の指揮者を30年近く務め、カラヤン、レナード・バーンスタインに師事してサイトウ・キネン・オーケストラを育てた方でした。

そんな小澤征爾が演奏公演に至るまでの練習風景も交えながら指揮した曲を鑑賞しました。

ベートーヴェン作曲「運命」

ブラームス作曲「交響曲第1番」 以上の2曲です。

 



『四季』ピアノ協奏曲とヴァイオリン協奏曲

2024.2.7

チャイコフスキー作曲のピアノ協奏曲「四季」ですが全部で12曲からなるピアノ協奏曲で、なかでも6月の「舟歌」と11月の「トロイカ」が有名ですが今回は全曲を鑑賞しました。


ヴィヴァルディ作曲のヴァイオリン協奏曲「四季」ですが、「春」、「夏」、「秋」、「冬」の全4曲から成るもので、この4曲すべてを鑑賞しました。4作品中「春」が最も有名です。



モーツアルトの伝記映画『アマデウス』

2023.12.6

モーツアルトの伝記映画『アマデウス』を鑑賞しました。

 モーツアルトは1756年に生まれて、1791年12月に死去するのですが、音楽家としては天才なのですが性格は非常に変わりものだったようです。そんな一面も織り交ぜながらウィーンの宮廷楽長アントニオ・サリエリの狂言回しで物語を進めていきます。

 



ハイドンの交響曲

2023.11.1

  1. 交響曲100番ト長調 軍隊
  2. 交響曲101番ニ長調 時計
  3. 交響曲102番変ロ長調 奇跡
  4. 交響曲104番ニ長調 ロンドン

以上を鑑賞しました。

・交響曲100番ト長調は「トルコ軍楽」の打楽器(トライアングル、シンバル、バスドラム)が第2楽章と、終楽章の終わりに使われていることよるものです。

・交響曲101番変ロ長調は第2楽章の伴奏リズムが時計の振り子の規則正しさを思わせることから付けられたと思われます。

・交響曲102番変ロ長調は初演の時のエピソードが語り継がれてきたものです。

・交響曲104番ニ長調はハイドン自身によるもではなく19世紀になってからつけられたもで、本作を含む全12曲の「ロンドン交響曲」全てがロンドンに関係しているんで、特別な意味はない。



展覧会の絵

2023.10.4

  1. ムソルグスキー作曲「展覧会の絵」
  2. リスト作曲「ハンガリー狂詩曲 第2番」
  3. ドップラー作曲「ハンガリー田園幻想曲」

 

以上については

・ムソルグスキーが作曲した「展覧会の絵」はピアノ組曲でしたがラヴェルがオーケストラ演奏用に編曲したものを鑑賞しました。

・リストが作曲した「ハンガリー狂詩曲」はピアノ独奏を鑑賞しました。

・ドップラーが作曲した「ハンガリー田園幻想曲」はフルートとピアノの演奏と尺八とピアノの演奏も鑑賞しました。

 



モーツァルトの作品

2023.9.6

  1. アイネ・クライネ・ナハトムジーク
  2. 交響曲25番ト短調K183
  3. ピアノソナタ第11番イ長調K.331
  4. ピアノソナタ第16番ハ長調K.545
  5. ニ長調のメヌエット ディヴェルティメント第17番の第3楽章

以上を鑑賞しました。

・「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」はバイオリン2、ビオラ1、チェロ1、コントラバス1の構成の室内楽で素敵な曲である。

・「交響曲25番」はオーケストラ演奏でこれも聴きごたえがある。

・「ピアノソナタ第11番」はトルコ行進曲が最後の楽章で出てくるのでとても親しみのある曲である。

・「ピアノソナタ第16番」は「初心者のためのの小さなソナタ」と作品目録に記してある様にピアノ学習者にはおなじみの曲になっている。

・「ニ長調のメヌエット ディヴェルティメント第17番の第3楽章はフルートの独奏にピアノの伴奏があり、何度か聞いている曲である。

 



ヘンデルの作品

20023.8.2

・水上の音楽

・王宮の花火の音楽

以上の音楽を鑑賞しました。



ブラームス作品

2023.6.7

・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77

・交響曲第1番ハ短調 作品68 1・4楽章

・ハンガリー舞曲 1~6番

以上の曲を鑑賞しました。

 



ヴァイオリン協奏曲

2023.5.3

・ベートーヴェン作曲・・・ヴァイオリン協奏曲 ニ長調作品61

・メンデルスゾーン作曲・・ヴァイオリン協奏曲ホ短調

以上2曲を鑑賞しました。



ベートーヴェンのピアノソナタ

2023.4.5

・ピアノソナタ第8番ハ短調作品13「悲愴」

・ピアノソナタ第14番嬰ハ短調作品27-2「月光」

・ピアノソナタ第23番ハ短調作品57「熱情」

・ピアノソナタ第26番変ホ長調作品81a「告別」

以上4曲、ベートーヴェン作曲のピアノソナタを鑑賞しました。



ハイドンの「ひばり」と合唱組曲

2023.3.1

・弦楽四重奏曲第67番「ひばり」作曲:ハイドン

・合唱組曲「山に祈る」作詞・作曲:清水脩

・合唱組曲「蔵王」作曲:佐藤眞

以上3曲を鑑賞しました。

・「ひばり」は第1楽章の第1主題の旋律がひばりの鳴き声を連想させるためにこの愛称で親しまれています。

・「山に祈る」はもともと男性四重唱と小管弦楽のために書いたものですが、後にそのまま男声合唱でうたわれるようになり、混声合唱版もかかれた。

・「蔵王」は蔵王連峰での四季の移り変わりを特に冬を中心に描かれている。



ベートーヴェンピアノ協奏曲

2023.2.1

【ベートーヴェンピアノ協奏曲】

・ピアノ協奏曲第1番ハ長調

・ピアノ協奏曲第3番ハ短調

・エリーゼのために

以上3曲を鑑賞しました。

ベートーヴェンは7つのピアノ協奏曲を書き、そのうちの5つは作品番号が付けられています。



新春を迎えて

2023.1.4

1.宮城道雄作曲「春の海」

2.宮城道雄作曲「さくら変奏曲」

3.八橋検校作曲「六段の調」

4.荒城の月

5.ウィンナ―ワルツ・・・アンドレ・リュウ演奏

以上を鑑賞しました。

 

【宮城道雄作曲「春の海」

・箏と尺八の二重奏です。正月をイメージする代表的な曲の一つです。

 

【宮城道雄作曲「さくら変奏曲」】

・西洋音楽の要素を取り入れて「さくらさくら」を元に作曲した箏のための楽曲です。

 

【八橋検校作曲「六段の調べ」】

・段物と呼ばれる筝曲の一つです。箏組歌や大多数の地歌曲と異なり、歌を伴わない純器楽曲です。

 

【滝簾太郎作曲「荒城の月」】

・佐藤しのぶの独唱で聞きました。

 

【ウィンナ―ワルツ・・・アンドレ・リュウ演奏】

 曲目          作曲

・荒城の月・・・・・・・滝簾太郎

・皇帝円舞曲・・・・・・ヨハンシュラウス

・金と銀・・・・・・・・レハール

・南国のばら・・・・・・ヨハンシュラウス

・美しき青きドナウ・・・ヨハンシュラウス

・ビア樽ポルカ・・・・・ヨハンシュラウス

・セカンドワルツ・・・・ショスタコーヴィッチ

・スケーターズワルツ・・ワイトトイフェル

・ラデッキー行進曲・・・ヨハンシュラウス



クリスマスにちなんだ音楽を鑑賞

2022.12.7

1.J.Wバッハが作曲した「イタリア協奏曲へ長調BWV971」

2.J.Wバッハが作曲した「主よ人の望みの喜びよBWV147」

3.アンドレ・リュウのクリスマス演奏会

以上を鑑賞しました。

 

【イタリア協奏曲へ長調BWV971】

・チェンバロ独奏のための全3楽章の協奏曲です。

 

【主よ人の望みの喜びよBWV147】

・教会カンタータ「心と口と行いと生活で」の終曲のコラール「イエスは変わらざるわが喜び」の英語に基づくタイトルに基づくタイトルです。

・結婚式やクリスマス、イースターなどキリスト教の祝典の季節に演奏されることが多い。

 

【アンドレ・リュウのクリスマス演奏会】

・クラシック音楽からポピュラー音楽まで幅広く取り上げで演奏を繰り広げたものです。



物語から生まれた交響曲を鑑賞

千夜一夜物語

ロミオとジュリエット

おもちゃの交響曲

2022.10.5

物語から生まれた交響曲として

1.リムスキー・コルサコフが作曲した交響組曲「シエラザード」

2.チャイコフスキーが作曲した幻想序曲「ロメオとジュリエット」

3.エトムント・アンゲラーが作曲した「おもちゃの交響曲」

4.スッペが作曲した「軽騎兵序曲」

以上4曲を鑑賞しました。

 

【交響組曲「シエラザード」】

 「千夜一夜物語」として知られるイスラムの説話集の中の登場人物で、千夜一夜の間、様々な物語を王に語って聞かせる語り手でもあります。

 ロシア五人組(バラキエフ、キュイ、ムソログスキー、ボロディン)と呼ばれる作曲家集団の中でも色彩感覚あふれる巧みな管弦楽法で知られるリムスキー・コルサコフがこの物語を題材にしてのがこの作品です。

 

【幻想序曲「ロメオとジュリエット」】

 シェイクスピアの有名な悲劇を題材にした演奏会序曲で、ロシアの作曲家チャイコフスキーの作品です。

 

【おもちゃの交響曲】

 当初作曲者はハイドンとされていましたが調査が進むにつれ、オーストリアのエトムント・アンゲラーと判明し、ベルヒスガーデンの玩具店製のおもちゃを加えた音楽であることも分かりました。

 



オペラの中の人気の高い曲を鑑賞

2022.9.7.

オペラ上演のなかで人気の高い7曲を集めて鑑賞しました。

1.プッチーニが作曲したオペラ『蝶々夫人』から「ある晴れた日に」

2.ヴェディが作曲したオペラ『アイーダ』から「凱旋行進曲」

3.ビゼーが作曲したオペラ『カルメン』から「闘牛士の歌・ハバネラ」

4.ワグナーが作曲したオペラ『タンホイザー』から「グランドマーチ」

5.レハールが作曲したオペラ『メリー・ウィドウ』から「ヴィリヤの歌」

6.グリーグが作曲した五幕詩劇『ペール・ギュント』から「ソルベーグの歌」

7.ロッシーニが作曲したオペラ『ウィリアム・テル』から「序曲」



ヨハン・セバスティアン・バッハ

・2022.8.3

 ドイツの作曲家・音楽家で、バロック音楽の重要な作曲家の一人で、鍵盤楽器の演奏家としても高名であり、当時から即興演奏の大家として知られた。

 

1.ゴールドベルグ変奏曲

2.ブランデンベルグ協奏曲第5番

以上2曲を鑑賞しました。

 

 【ゴールドベルグ変奏曲】は2段の手鍵盤のチェンバロのためのの変奏曲、全4巻からなる「クラヴィーア練習曲集」の第4巻であり、1741年に出版されました。チェンバロのための作品ですが、編曲された弦楽三重奏や、室内オーケストラなど、さまざまな演奏家によって多様な編曲が行われました。グレン・グルードはレコード会社に反対されながらもデビュー盤にこの曲を選び、1956年にリリースされたピアノ演奏のレコードは世界的な大ヒットとなりました。

 

 【ブランデンベルグ協奏曲第5番】は領主に献呈されて名前が付きましたがオジナルのタイトルは「種々の楽器のための6曲の協奏曲」で、様々な組み合わせの独奏楽器群と合奏楽器群が交互に絡み合う合奏協奏曲です。第5番ではフルート、ヴァイオリン、チェンバロの3つの独奏楽器が選ばれいます。この3つの独奏楽器群が合奏楽器群と美しく絡み合いながら音楽が展開されてきますが、中でもチェンバロの長大なカテンツァは素晴らしく印象的です。

 

 



ドビュッシー

・2022.7.6

 フランスの作曲家。長音階・短音階以外の旋法と機能和音にとらわれることのない自由な和声法などを用いて作曲し、その伝統から外れた音階と和声の用い方から19世紀後半から20世紀初頭にかけて最も影響力を持った作曲j家の一人である。

 

 1.海

 2.夜想曲

 3.子供の領分

 4.牧神の午後への前奏曲

 以上4作品を鑑賞しました。

 



連作交響詩「わが祖国」

・2022年6月1日

 チェコの作曲家スメタナが1879年に完成させました。この作品は、連作交響詩とい    う独特の形を取っています。6つの楽章からなる1つの曲として聞くこともできれ      ば、6曲の独立した曲として聞くことも可能です。

 

今回は6曲通して聞くことになりました。

1.高い城

2.モルダウ

3.シャールカ

4.ボヘミアの牧場と森から

5.ターボル

6.ブラニーク

以上6曲をクべーリック指揮、バイエルン放送管弦楽団で鑑賞しました。

 



ウクライナ支援演奏会

・2022年4月6日

 ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続く中、世界を舞台に活躍する指揮者の小林研一郎さんが、ウクライナの人々を応援しようと3月11日夜、東京・池袋の公園に設けられた野外コンサートでの演奏を鑑賞しました。

 最初に日本で活動しているウクライナ人のオペラ歌手、ステパニュック・オクサーナさんが、ウクライナ国歌を斉唱しました。

 その後、小林研一郎さん指揮によるシベリウス作曲の「交響詩≪フィンランディア≫」とラヴェル作曲の「ボレロ」の2曲が演奏されたのを鑑賞しました。



第2回 辻井伸行の特集

・2022年3月2日

 2020年10月と11月に辻井伸行さんの特集があり、アメリカで開催されたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで日本人として初優勝するまでのドキュメンタリー映像とラフマニノフ作曲のピアノ協奏曲第2番とプロコフィエフ作曲のピアノ協奏曲第3番を鑑賞しました。

 今回は第2回目として三大ピアノ協奏曲のうち、ベートーヴェン作曲のピアノ協奏曲第5番とチャイコフスキー作曲のピアノ協奏曲第1番を鑑賞しました。

 三大ピアノ協奏曲の残りの一つはグリーグのピアノ協奏曲です。